先日までの肌を刺すような空気が、いつの間にか柔らかく暖かい空気となりました。冬が終わりを告げ、新しい春が顔を出し始めています。
Sexy Zoneのみなさん、ご卒業おめでとうございます。
おめでとう、と言っていいのかとても悩みましたが、貴方達が気高く前を向いていてくれるなら、それはおめでたいことなのだと思います。だから、寂しい気持ちも、切ない気持ちもすべて、『おめでとう』に集約したいと思うのです。ご卒業、誠におめでとうございます。
貴方達は、いつだって光でした。
どんな荒野の中でもまぶしい、これ以上ない希望の道標のような存在でした。そしてそれは、この先道が別れても変わらないのだと信じています。
Sexy Zoneでいてくれてありがとう。
Sexy Zoneを選んでくれてありがとう。
溢れ出す感謝と思い出の数々が、とどまることなどわからずに、とめどなく溢れてきます。
決して、順風満帆な道ではなかったと思います。
苦しいこと、悔しいこと、たくさんあったことでしょう。
でも今日思い出す貴方達の姿は、笑顔の5人です。
きらきらして、優しくて、目が眩むほど美しい姿です。
たくさんの夢を見させてくれてありがとう。
たくさんの夢を叶えてくれて、その場にいさせてくれて、ありがとう。不器用でぎこちない、けれど誰よりも優しく気高い貴方達のファンでいれたことは、わたしのなによりもの誇りです。
何度枯れたって、何度馬鹿にされたって、貴方達はSexy Zoneという大きな薔薇を掲げてそこに立っていましたね。僕らは始まったばかりだと、何度も何度もあがいて、もがいて、存在証明をしようと努力していた。その姿は、とても誠実で、とてもまっすぐなものでした。
貴方達は何度だって、愛はここにあるんだよと教えてくれた。雨だって笑って楽しいものだと、雨の街に咲く花もキレイなのだと、教えてくれた。貴方達が教えてくれた愛は、きっとこの先も私たちの指針になってくれることと思います。
今回、道が別れてしまうことが寂しくてたまりません。だけど明日から貴方達がただの友達に戻るのだと思うと、セパレートも悪くないと、いつか必ずそう思える日が来るのだと、信じています。いつだって一生懸命な貴方達が選んだ決断を、掴んだ未来を、どうか自分たちのものにしていってください。心から、心から応援しています。
いよいよお別れの日がまいりました。新しい春を、始める日が来ました。最後になりますが、5人のご健康と益々のご活躍を心からお祈りし、送辞とさせていただきます。
卒業おめでとう。だいすきだよ。
2024.3.31 Sexy Zone最後の日に寄せて